ロールスロイスの秘密主義

ロールスロイスの秘密主義

ロールスロイスといえばイギリス生まれの超高級乗用車のことで、金持ちをイメージさせる代名詞としても使われるほど非常に車両価格が高い車でもあります。

 

しかし、車両価格だけ高いというぼったくり車ではなく、その時代のあわせた走行性能なども持っている車なのです。

 

しかし、過去には車を選ぶうえで一番重要なファクターであるエンジンスペックをひた隠しにしてきた時代がありました。

 

これはロールスロイスの一つの主義で、高級車においてエンジンパワーなど動力性能や走行性能を決める情報は必要ないということで新しい車が発売されてもそういった細かいスペックは一切公表されていませんでした。

 

確かに5000万や6000万円というしばらく遊んで暮らせるほどの車両価格を持つ車を買ってしまう人間はそういったことは気にしないのかもしれません。

 

ある自動車関連誌で本当はどれくらいのパワーがあるのか、最新式のパワー計測装置であるシャーシダイナモやダイノパックでロールスロイスのファントムのパワーを測ってみたところ、イタリアのスポーツモデル並みのパワーを発揮していたことがわかりました。

 

出力特性は低中回転型となっていたらしいのですが、マックスパワーはフェラーリにも劣らないものだったらしいです。

 

しかし、ここ最近のロールスロイスは変わってきました。

 

ちゃんとエンジンパワーを公表するようになったのです。

 

これにはロールスロイスがイギリス車ではなく、BMWの子会社となりドイツ車になったことが理由です。

 

ドイツは自動車関連の税額を決めるのにエンジンのパワーによって税額を決める制度があります。

 

それによってロールスロイスは各車両のパワーを公表しなければならなくなったということなのです。

 

ちなみに現行型ファントムのエンジンスペックは、6.8リッターV型12気筒エンジンで460psとなっています。