ブリティッシュ・レイランドも今は中国製

ブリティッシュ・レイランドも今は中国製

日本においても中国製品の質の悪さや納期の遅れなどが大問題となっており、最近では期限切れの肉を使った加工食品や床に落ちたものを再度生産ラインに入れて作られた食品などが問題視されていますが、中国ほど人件費が安くて、そこそこ生産量を稼ぐことができる国はありません。

 

それによって日本だけでなく世界か国から中国に工場などをつくってそこでものを作るということが盛んにおこなわれており、中国の経済成長を助ける形になっています。

 

しかし、自動車産業においてはいまだにかなり遅れた状態となっており、安全性も疑問が残ることから発展途上国以外に輸出されることが少なくなっています。

 

技術はなくてもお金はあるという中国が次に考えたのは、自分のところで作らなくても有名な企業ごと買い取ってしまえということでした。

 

それの餌食となったのがMGローバーという自動車メーカーです。

 

MGローバーはモーリスガレージというイギリスの自動車メーカーとして作られ、その後何度も車名や親会社が変更され、最近までドイツのBMW傘下の子会社として機能していたのですが、あまりにも商品力が弱いため天下のBMWでも手こずり、最終的には中国の南京汽車に買取られ、更に南京汽車が上海汽車の子会社となったために、上海汽車傘下の自動車メーカーとなったのです。

 

今でもミゼットやミゼットベースの派生車種が販売されています。

 

しかし、車を売るときのうたい文句に「ブリティッシュ」や「英国の伝統」などイギリスを強くイメージさせることがたくさん使われているのですが、ふたを開けてみれば某ファストフードチェーン店が販売するチキンナゲットと同じ、中国産なのです。

 

開発や設計などはイギリス人の手によって行われているので安心なのですが、一部の車種は中国で中国人の手によって生産されているのでちょっと不安が残ります。